

直帰率ってなに?
高いとなんか悪いことでもあるの?
あと離脱率とか回遊率もわからない…
こういった悩みに答えていきます。
- 直帰率、離脱率、回遊率について
- 直帰率と離脱率の違い
- 直帰率が高いことの問題と改善方法
直帰率を下げることで、PV増加に繋がります。
その結果収益に関しても期待できるようになりますよ。
直帰率ってなに?

直帰率ってなんだよ…
googleアナリティクス見ても表示されてるけどよくわからない
こんな方は多いと思います。
Googleも直帰率について説明しています。
直帰率は、そのページから始まったすべてのセッションで、そのページがセッションに存在する唯一のページだった割合を示します。
Googleアナリティクスヘルプ 離脱率と直帰率の違い より引用
このように記載されているのですが、どうですか?
ちょっと言葉だけでは難しいと思うので、図を用いて解説します。

この場合直帰というのは①の場合を指します。
つまり、直帰とは「ユーザーが最初に訪れたページだけ見てサイトを去ること」で
直帰率とは「訪れたユーザーのうちどれだけの人が直帰したか」
この場合だと2人訪れたうちの1人が直帰したので、直帰率は50%になります。

おお、なるほどな!
それで直帰率が高いとどうなるの?
直帰率が高いと何がいけないのか
直帰率が高いということは、簡単に言えば1ベージしか見られないということです。
直帰率が低い場合に比べて、PVの差が出ます。
つまり、PVを取りこぼしていると言えます。

ちょっとそれは勿体無い気がするわね。
直帰率を下げる方法
直帰率が低いほうがわかったので、その改善方法を紹介します。
直帰率が低い原因は以下のことが考えられます。
- タイトルと内容が一致していない。
- リード文が弱く、読者に刺さらない。
- サイトの表示スピードが遅い。
- 内部リンクがない。
これらのことを改善してけば直帰率を下げられそうですね。
タイトルと書いている内容を合わせる

おいおい、この記事全然欲しい情報書いてないじゃん。
このように「読者の悩み」に答えられていない記事はよくないですよね。
タイトルを見て解決できそうと思ったのに、内容でそのことについて触れられていなかったら読者はがっかりします。
いわゆる「タイトル詐欺」になりますよね。
1PVは稼げるかも知れませんが、その後がなければ伸び悩みます。
タイトルを内容に合わせるようにしましょう。
サイトの表示スピードを上げる
あなたが検索サイトで何かを調べているときに、なかなか表示されなくてイライラした経験はありませんか?
きっと一度はありますよね。
そうなると読者は去ってしまいます。
この読者が人数としてカウントされるかどうかはハッキリ分かりませんが、PVを稼ぐためにも表示スピードは大事です。
Googleの調査によると、「サイトの表示スピードが1秒から5秒になると直帰の可能性は90%も増える」と発表されています。
参考:Think with Google Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed
またSEOの観点からも表示スピードは大切です。
Google Search Consoleで表示スピードを確認して見ましょう。
リード文で読者の心を掴む
リード文というのは記事の冒頭の部分のことです。
本題に入る前の「まえおき」みたいなところのことを言います。
リード文の部分は簡潔に書くことが重要です。
「今日は朝何時に起きて、パンを食べて〜」とかいうリード文はいりません。
リード文では名前の通り本文にユーザーをリード(導く)文です。

リード文の書き方については別の記事で書いていますので、参考にして見てください。
>>>ブログのリード文の書き方を5ステップで解説【PVアップの秘訣】
内部リンクを充実させる
そもそも記事の中に内部リンクがないと、読者は次に読む記事がないため離脱してしまいますよね。
なので内部リンクを設置しましょう。
内部リンクを貼るコツとしては、記事に関連する内容を貼るようにすると良いです。
この記事の場合はブログという大まかなカテゴリの中に所属しています。
それなのに、「大学生のうちに免許は取っておくべき!」とかいう記事の内部リンクに興味はあまりないですよね。
離脱率とは

直帰率についてはわかったけど、離脱率ってなに?
こっちの方がわからないんだけど。
離脱率の方が言葉としては理解しにくいですよね。
ブログやっている人の中にも離脱率の意味を間違えている人がいました。
離脱率は、個々のページのすべてのページビューで、そのページがセッションの最後のページになった割合を示します。
Googleアナリティクスヘルプ 離脱率と直帰率の違い より引用
このようにありますが、これもまた難しい言葉ですね。
離脱率についても図で解説していきます。

図が少しカツカツになってしまいましたが、このような場合があったとしましょう。
まず離脱率というのを言葉で説明すると「そのページに訪れた人のうち、どれだけの人がそのページを最後にして去っていったか」という意味です。
ページAの場合は4回見られていますが、ページAを最後に離脱した人は0ですよね。
この場合離脱率は0%になります。
ページBの場合は2回見られていますよね、そしてその2回ともがページBを最後に離脱しています。
なので離脱率は100%となります。
ページCの場合は2回見られていますが、そのうち1回が最後のページとなり離脱していますね。
ですので離脱率は50%です。
ページDはもうわかりますかね?

1回しか見られてなくて、それもその1回を最後に離脱してる!
だから100%か!
その通りです。

離脱率が高いと何がいけないのかなぁ
離脱率が高いと何がいけないのか
「離脱率が高い=ダメなこと」ではないことに注意しましょう。
ブログはページごとに特徴があり、集客ページと収益ページがありますよね。
この場合、収益ページでは離脱率が高くてもオッケーなんです。
離脱というのはブラウザを閉じることも含まれまれますが、外部のサイトにユーザーが移動した時も離脱に含まれます。
収益ページから外部のサイト、つまり企業のサイトとかに飛ぶというのであれば、収益発生のチャンスです。

なので離脱率が低いことが一概に悪いとは言えません。
他にもユーザーが求めている情報を得られたということも考えられるので一概に離脱率が高いとだめということでは無いです。
回遊率とは

それで回遊率ってなんでしょうか?
回遊率とは「回遊率とはサイトを訪れたユーザーがどれくらいページを見たか」です。

この図を元に解説していきます。
回遊率というのはページビュー/訪問数で計算することができます。
この図の場合は、ページビューが3で、訪問数は2ですよね。
そのため、3/2で1.5という計算になります。

平均して1回の訪問でどれくらいページを見られたかってことね!
回遊率が低いと何がいけないのか
回遊率が低いということは、PVが稼げていないということですね。
もし仮に回遊率が1だった場合、訪問したユーザーは全て直帰したということです。
反対に回遊率が10だとしたら、1回の訪問で10ページ見られたという意味になります。
回遊率を上げることで、PVを稼ぐことができます。
ただ1つ注意なのは、ユーザーが欲しい情報を得ることができなくてサイトをぐるぐるまわっているだけかもしれないという点に気をつけてください。
回遊率を高める方法
回遊率を上げる方法は2つあります。
- 内部リンクを綺麗に巡らせる
- リード文で読者の心を掴む
この2つです。

まだ分析途中です。
これ以外にも方法が無いか分析をして探して見ます。
この2つの方法についてはブログのPVが増えないのはなぜかを解決【ブログ書いて4ヶ月未満の人必見】にて紹介しています。
ブログの直帰率ってなに?離脱率、回遊率との違いもチェック【まとめ】
今回は直帰率、離脱率、回遊率について説明してきました。
おさらいしましょう。
直帰とは「ユーザーが最初に訪れたページだけ見てサイトを去ること」
直帰率とは「訪れたユーザーのうちどれだけの人が直帰したか」
離脱率は「そのページに訪れた人のうち、どれだけの人がそのページを最後にして去っていったか」
回遊率は「回遊率とはサイトを訪れたユーザーがどれくらいページを見たか」
頭の片隅にでも入れておきましょう。
これらの用語を抑え、自分のブログのどの部分に改善の余地があるのかを明確にしておきましょう。