

スニーカーのサイズ感ってジャストサイズでいいの?
大きめがいいとかある?
スニーカーのサイズ感って難しいから選ぶのが難しいですよね。
そこで今回はスニーカーのサイズ感の選び方を紹介します。結論、スニーカーのサイズ感は少し大きめを選びましょう。
『かかとに指が一本入るくらいの隙間』が目安です。
正直僕もスニーカーのサイズ感をミスってしまい、買い物に失敗したことがあります。そんな経験談を踏まえて記事を書いています。

ぼくは靴屋でアルバイトをしていたので靴のことは任せてください。
- スニーカーのサイズ選びを失敗すると起こること
- スニーカーのサイズ感は少し大きめを選べば問題ない理由
- スニーカーのサイズ感を確かめる時の注意点
スニーカーのサイズ選びを失敗すると起こること
スニーカーはサイズ選びが難しいですよね。そもそも靴は服に比べサイズ展開が豊富で選ぶのも一苦労です。
ですが、スニーカーのサイズ選びを適当にするのはNGです。

いつも27㎝のスニーカーだし、今回も27㎝を選べばいいか!
いつもの同じサイズ感が待っていると思ったら大間違いです。靴はメーカーやモデルによって大きさが異なります。
サイズ選びを間違えてしまうと、足を痛めたり靴づれを起こす原因になります。
足が痛くなってそのスニーカーを履かなくなってしまう
サイズ感の合っていないスニーカーを買ってしまった場合、あなたは大きな損をします。

実際に僕もサイズ感の合わないスニーカーを買って失敗しています。あなたには損をして欲しくないのでしっかり読んでください。
スニーカーのサイズ感が合っていないと、小指の付け根あたりが締め付けられるような痛みに襲われます。
これがまあ痛いこと。家に帰って靴下を脱ぐと小指の付け根が真っ赤になっていたことも。
それ以降その靴を履く頻度はかなり落ちました。
そして、靴は5,000円から1万円くらいしますよね。「足が痛いからもうこのスニーカー履くの辞めよう」となってしまった場合、無駄なお金を払ったことになってしまいます。そのお金があれば服でも靴でも買えるのに…
せっかくお金を払ったのにもったいないです。なのでスニーカーのサイズ感はしっかり確かめてから購入しましょう。
スニーカーのサイズ感は大きめを選べばOK
そこでスニーカーのサイズを選ぶ時は少し大きめを選びましょう。
どれくらい大きい方がいいかというと、『かかとに指が一本入るくらいの隙間』です。
足をつま先の方につめたときに、かかとに指を入れてみてください。だいたい指一本分の隙間があると適切なサイズ感です。
もし、一本入らなそうな時は0.5㎝サイズを大きくしましょう。サイズが大きい分には調整することができます。
スニーカーは大きいサイズを選ぶべき理由は2つあります。
- 大きい分にはサイズの調整が可能だから
- 足が浮腫んできても痛くなりにくいから
大きい分にはサイズの調整が可能だから
スニーカーのサイズが大き過ぎたときは調整ができます。サイズが小さいとどうしようもないですが、大きい分には対処可能です。
具体的な方法は3つあります。
- 靴紐をきつく締める
- 中敷を入れる
- 厚手の靴下を履く
まずは紐をきつく締めることです。意外とこれで解決できることが多いです。
そして靴の入り口に一番近いところにあるシューホールにも紐を通しましょう。これで脱げにくくなります。

2つ目の解決策は中敷を入れることです。中敷を入れることでだいぶサイズ感が変わります。
オススメの中敷はソルボヘルシーです。クッション性も高く、サイズ感を調整するだけではなく、履き心地アップにもなります。
3つ目は厚手の靴下を履くことです。冬なんかは厚手の靴下を履くことがあると思います。
靴下だけで意外とサイズ感の調整ができます。無料でできるのでやってみる価値はありますよ。
足が浮腫んできても痛くなりにくいから
サイズが大きい方が足が浮腫んでも痛くなりにくいです。
夕方になると体の水分は足の方に落ちてきます。そうなると足がむくみ始めます。
夜家に帰ってきたときに靴が脱ぎづらくなっていた経験をしたことがあるのではないでしょうか。
ピッタリしたスニーカーを選んでしまうと夕方になってから足が痛んでくる可能性があります。なので、少し大きめのサイズの方が足が痛くなりにくいのです。
スニーカーのサイズ感を確かめるときの注意点
スニーカーのサイズ感を確かめるときの注意点について解説していきます。
靴屋に行って試着するときにも注意が必要です。ですが、以下の3点を抑えてスニーカーのサイズ感を確かめれば失敗することはありませんよ。
- ブランドやモデルによってサイズ感が異なる
- 夕方に試着した方が失敗しない
- 試着したときに実際に歩いてみる
ブランドやモデルによってサイズ感が異なる
スニーカーや革靴はブランドやモデルによってサイズ感が異なります。
例えば、同じ27㎝でも「ナイキは窮屈に感じるけど、ニューバランスは丁度いいサイズ感」みたいな感じです。
なので靴を買うときは試着をすることをオススメします。色違いの靴を買う場合であれば試着の必要はありませんが、そうでない場合は試着をしてスニーカーのサイズ感を確かめましょう。
夕方に試着した方が失敗しない
試着をするタイミングも重要です。試着するのは夕方以降がオススメです。
先ほど朝よりも夕方の方が足が浮腫みやすいという話をしました。浮腫んでいるということは足が大きくなっているということです。
足が小さい時間帯である朝にスニーカーを試着し買った場合、そのスニーカーを履いて夕方になった頃に足が痛んでくる可能性があります。
しかし、夕方に試着し買った場合、それ以上足が大きくなることはないので足が痛くなる心配はありません。
だから夕方以降に試着をしてサイズ感を確かめるのがオススメなのです。
試着したときに実際に歩いてみる
試着したときの最後の注意点は、スニーカーを履いたらお店の中を実際に歩いてみることです。
足の指は歩いているときに一番伸びると言われています。そのため、座ってスニーカーを履いてサイズ感を確かめるだけでは不十分です。
店員さんに「実際に歩いてみていいですよ」なんてことを言われたことはないでしょうか。
それは実際に歩いてみないとサイズ感を確かめることができないからです。
もし店員さんが「歩いていいですよ」と言ってくれなくても勝手に歩いて大丈夫です。
スニーカーのサイズ感は大きめを選ベば失敗しない【元靴屋店員が解説】:まとめ
今回はスニーカーのサイズ感の選び方について解説してきました。
靴のサイズ選びってすごい難しいですよね。ファッションアイテムの1つとしてのスニーカーでサイズ選びに失敗したくない人も多いでしょう。
失敗しないスニーカーのサイズ感は『かかとに指が一本入るくらいの隙間』を作ることです。もしサイズが大きすぎた場合にも調整が可能ですからね。
スニーカーのサイズ感を確かめる時の注意点は以下の通りです。
- ブランドやモデルによってサイズ感が異なる
- 夕方に試着した方が失敗しない
- 試着したときに実際に歩いてみる